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2004年11月19日

ロジカルシンキングを身につけろ!

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 03. BOOK

考える技術
大前 研一 (著)
cover
 
Mr.大前の新刊本。彼の本はよく読むが、これも良書。いかに、論理的な思考、分析が出来る能力が重要かがわかる一冊。


筆者は郵政民営化やカネボウの再生機構入りなどを例にしながら、いかに日本で行われる判断がいいい加減な判断や思い込みで行われているかを解説する。
 
その多くは、いわれてみれば当たり前ことばかりだ。しかし、その当たり前のことができないから、日本の状況はますます悪化しているのかも知れない。
 
 
「解決策にならない結論は、結論ではない。」
「ジャーナリストにも論理的な思考が欠けている。」
などといった過激ともいえる表現も多いが、論理的な思考を最も必要とするコンサルタントでさえ、たまたま上手くいった自分の過去の成功事例や、解決策とはとてもいえない解決策を提案を平気で出している現状や、政府機関の発表をそのまま伝えるだけマスメディアがあまりにも多い現状からみれば、それも当然のことかもしれない。
 
 
今は、年金制度だってすでに破綻しているようなものなのに、相変わらず政府は「大丈夫です。われわれにお任せください。年金制度が破綻することなんてありません。」と平気で言っている時代だし、大新聞社の社説では完全に社長の意向に沿ったヨイショ記事が書かれる時代だし、財界の中心にいるような大企業が次から次へと不祥事を起こす時代だ。
 
つまり、ますます「これが正しい」といえない時代となっているわけだ。
 
そんな時代には、世間一般で言われていること、政府やメディアが言っていることをそのまま鵜呑みにするのではなく、いかにそれらの情報から「真実」を見つけ出すか、嘘を嘘と見抜くける力を持つか、今後ますます重要になる。
 
この本はその第一歩となる基本的な考え方が示してあるといえるだろう。これを元に、論理的思考、いわゆる「ロジカルシンキング」を身につけていこうと努力することが、今後、生きていくうえで重要なことだといえると思う。
 
 
(関連リンク?)
・大前研一 x 神田昌典 対談
・帰国したら!書類送検!


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