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2004年11月30日

血液型の心理学

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 02. 心理
血液型による性格判断を扱うテレビ番組が、今春から増えている。特定の血液型を「いい加減な性格の持ち主」「二重人格」などと決めつける内容が目立ち、NHKと民放が設立した第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」には、視聴者から「子供が血液型でいじめを受けた」「一方的な決め付けで不快」などの抗議が4月以降、50件以上寄せられた。このためBPOの青少年委員会は番組内容などを検討し、「科学的根拠があるかのような体裁で問題がある」などと判断、近く民放各社に対し、番組制作にあたり慎重な対応を、と要望する。

血液型を扱った番組が人気だ。昔から、この手の番組は繰り返し放送されてきて、もうすっかり飽きられていたはずだが、少し間が経ってまた視聴率がとれることがわかると、再びヘビーローテンションで放映される。毎度毎度、ご苦労なことである。
 
基本的に放映されている内容自体は、いつも一緒だ。子供を使った血液型別の行動パターンを調べる、だとか、どの血液型の人が相性が良いか、などといったワンパターンなものが多い。
 
ただ、たまに、
「サッカーの黄金の中盤と呼ばれる中田、中村、小野、稲本の4人は全員O型。これは、O型がチームワークを重んじるからだ。」とかいう情報が流されると、確かになんとなく当っているような気がするから、人間結構いい加減なものである。
 
こういう人間が多い以上、テレビでこの手の番組が放映されるもしばらく続くのであろう。
 


 
さて、このように今大人気の血液型性格診断だが、この血液型に関する知識はマーケティングやビジネスの現場においては、何かの役に立つであろうか?
  
おそらく、あまり役に立たないだろう。
 

というのも、お客さんがA型だからこういう対応をしよう、とか、同僚がO型だからこんな風に対応すればよいのでは、なんてことを考えても多分、あまり意味がないからである。
 
例えば、私はB型で、「マイペースでわが道を行く」「整理整頓能力が低い。」など一般的にB型が持つといわれている性質にもろに当てはまっているので、血液型性格判断が当っているとわけだが、では、同じ血液型の弟はどうかというと、見事なまでに全く性格が違っている。
 
ということは、「B型だから」ということで同じ対応をされたとしても、当然、喜ぶ人間もいれば、腹を立てる人間もいるということだ。B型には「こう対応すれば良い」と考えたところで、あまり役に立たない、という結論になってしまうだろう。
 
同じように、AB型の同僚にこのように頼めば、きっと喜んで仕事を頼めるに違いない、などと考えたところで上手くいった試しもないはずだ。同じAB型でも、進んで頼みごとを引き受けてくれる人もいれば、無下に断る人間もいるわけで、AB型にはこうすれば良い、なんてことを考えるだけ無駄となるだろう。
 
いや。そもそも、相手の血液型に合わせて対応を考えるなどという前に、そもそも相手が「何型か?」を調べるにはどうするのだ?という問題がある。そして、それがわかったからといって、いちいち相手に合わせて、自分をコロコロ変えているようでは、全く信頼性がなくなってしまう、という問題もある。
 
こういった点からも、あまり、血液型性格診断というものは、あまり、マーケティング等には使えなさそうなのである。
  
 
・・・しかし
 
そういう結論で終わってしまってもあまり面白くない。そこで、あえて「血液型の話」をする利点を見つけ出すことにしよう。
 
すると、「血液型の話は、必ず誰かに当てはまるので、どんな相手でも興味を引くことができる」という点が、「血液型の話」をする利点ということになるかもしれない。
  

基本的に、人間に生まれた以上、人は必ずA・B・AB・Oのいずれかの血液型に分類することができる。あえて日本人を4分割にしてみると、一つの血液型に3000万人はいる計算になる。
 
すると、この際に、「A型の人は○○という性格だ!」といえば、まず間違いなくそのうちの誰かに当てはまってしまうだろう。そりゃあ、3000万人もいれば、それも当然のことといえば、当然のことです。
  
そのため、誰が相手であっても「血液型」に関する話を振れば、必ず興味を引くことが出来るであろう。「ブログ」の話をしても、ほんの一部の人の興味しか引けないけれど、「血液型性格分析」の話なら、それはそれは多くの人の興味を引くことができるはずだ。
 
そういう点で、「血液型の話」をすることは大きな利点であるといえるでしょう。例えば、集客のときや、ちょっと人の気を引きたいとき、多くの人が興味を引きやすいことが何であるかを知っていると、結構いろいろな場面で役立つと思う。
  
 

「相手がこういう血液型だから、こういう風に対応しよう。」ではなく、「血液型の話は誰もが興味を持つ。だからそれを使って、多くの人の興味を引こう」
 
こう考えることが、マーケティング戦略を考える際には、役に立つのかもしれません。


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» 【血液型番組】「性格決めつけんな」視聴者から抗議相次ぐ from MoRiMa**blog
このような記事が… ↓ http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/tv/news/20041127k0000e040065000c.html 私はAB型ですが、この血液型による性格診断は結構当たっている!!と感じています。 ・優柔不断で ・一度に二つのことをやりたがるし ・効率の悪い事が嫌いで... [続きを読む]

Tracked on 2004年11月30日 23:10

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