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2005年1月12日

人は心理的財布を持っている。

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 02. 心理

A.「演劇を見るために1万円のチケットを買いました。ところが、いざ劇場に到着すると、途中でそのチケットを落としてしまったことに気がつきました。さて、あなたはもう一度、チケットを買いなおしますか?」
 
B.「演劇を見るために劇場に向かいました。ところが、途中で1万円を落としてしまったことに気がつきました。さて、あなたは演劇を見るのをやめてチケットを払い戻しますか。それとも、そのまま見ますか?」
 
こう質問をされたとき、Aの質問では「NO」と答える人が多いそうです。ところが、Bの質問では「見る」と答える人がかなり多くなるそうです。
 
どちらも1万円を失ったことに違いはありません。でも、Aの場合には、同じものに再度お金を払うことになるために、抵抗を感じてしまうが多くなるので、「NO」と答える人が多いのだそうです。
 
このように、人はその時々によって、お金を払う・払わないを決断する「心理的な財布」を持っていると言われています。
 
普段はせっせと節約に励んでいる人も、旅先ではお土産を買ったりすることに多額のお金を使っても気にならないのも、この「心理的財布」による判断が大きく影響しているのだそうです。


地道に働いて稼いだ10万円と、ギャンブルなどで稼いだ10万円。どちらも同じ10万円ですが、ギャンブルで稼いだ方の10万円は、案外あっさりと使い果たしてしまいます。これも「心理的な財布」の影響だといえるでしょう。

 
「先月は頑張ったから、自分へのご褒美に今月はちょっと贅沢しよう。」
「今月はちょっと本をたくさん買いすぎたから、来月は本を買うのを少し控えよう。」
といった具合に、人は常に「心理的財布」を使って物事を判断したり、バランスをとったりしていると言われています。
 

もし、あなたが少しでも売上を上げたいと思ったら・・・

 
その時は、お客さんの「心理的財布」の口が大きく開いているのはいつなのかを把握することが重要かもしれませんね。

 
また、自分の商品やサービスを買うことが心理的なバランスをとることにつながる、ということを、上手くアピールすることも重要になるかもしれません。
 

人は心理的財布を持っている。これは、言われて見ると当たり前のことですが、言われないとついつい忘れがちなことなので、しっかり覚えておく必要があるといえるでしょう。

 
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・財布の心理学


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