アクセス解析
2005年2月22日

異業種なんてものが存在しない時代

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 01. マーケティング

音楽CDが売れなくなった最大の原因は何か?
 
インターネットによる音楽配信の影響か?違法コピーの増加せいか?
それとも単純に、作れらる曲の質が下がったせいか?
 
いろいろ言われているが、最も大きな原因は「携帯電話の普及だ!」という説が有力である。
 
音楽CDを買っていた最も大きな層は、ご存知の通り、若者世代であった。が、その若者世代が携帯電話の料金にお金を取られるようになったため、音楽CDは売れなくなったのでは?といわれているのだそうだ。
 
若者向けファーストフードのお店も同じ理由から一時、苦境に陥ったという話を聞いたこともある。つまり、音楽CDを出すレコード会社やファーストフードのお店にとって、最大のライバルは別のレコード会社や外食のお店ではなく、携帯電話の会社だったということである。
  
 
 
「野球」というスポーツビジネスにとって最大の敵は何か?
 
こう質問されたとき、多くの人は、「サッカー」などと答えることが多いようである。
 
ところが、関係者に言わせると最大の敵は「テレビゲーム」なのだそうだ。子供がテレビゲームに夢中になって外で遊ばなくなると、長い目で見て、スポーツに興味を持つ人・スポーツ関連のグッズを買う人が減っていき、最終的にはビジネスに多大な損害を与えてしまうのだそうだ。
 
つまり、スポーツビジネスを行う球団などにとって、最大の敵は、他のチームではなく、テレビゲームの開発・販売を行う会社だったわけである。
  
 
ソフトウェアの卸であったはずのソフトバンクがいまやNTTの最大の敵となっているように、今、世の中は、全く別の業界の相手が突然最大のライバルとして登場する時代である。
 
自分の近くにいる敵だけを見ているだけでは、まったく成り立たない時代であることを意識しておく必要がある・・・。そういう時代だ、といえそうである。



この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ posted by  okmt


トラックバックURL
http://blog.d-fantasista.net/mt77/mt-tb.cgi/538