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2005年7月15日

ザイオン効果を使え!

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 02. 心理

少し前、TBSの安住アナが泉ピン子とお見合い相手を探して秋田を回る、という番組があった。


ところが、街角で「こいつとお見合いしてみない?」と泉ピン子が声をかけた女性達はほとんどが「うーん」と首を傾げたり、遠慮したそうな様子。今、大人気の安住アナなのに、まったくの不人気だった。


いったいどうしてそういうことが起こったのであろうか?


理由は簡単だ。秋田ではTBSの系列局がなく、ほとんどの人が安住アナを見たことがない。そのために、安住アナを見ても、そこらへんの普通のおにーちゃんにしか見えなかったために、色よい返事がもらえなかった・・・ということである。
 
人は接触回数の多いものに親近感を持ちやすい。テレビで毎日のように見ている人は、あったことがなくても親しみを感じている。会ったこともないアナウンサーも、毎日テレビやラジオで接触していると、まるでものすごい知り合いのように感じている人が多いものである。


この接触回数が多いと親近感を増すという現象を、心理学で「ザイオン効果」という。ちょー有名な法則なので知っている人も多いでしょう。


 
この手法は、いろいろな場面で使われている。営業マンが得意先をコツコツと回って顔つなぎをするのは、この効果を狙ってのものは、今更説明するまでもないかもしれない。


会ったこともない人よりも、毎日顔を合わしている人のほうが恋愛対象になりやすいので、好きな異性が働いているお店に毎日通う人がいたりするのも、この効果を狙ってのもの。その法則を知っていなくても、人は経験から、この法則を無意識に使おうとしているのである。


・・・ということは、これを意識して有効に使えば、ビジネス等々で成果を挙げやすくなる、ということは言うまでもないでしょう。


例えば、顔写真入りの名刺とか、プロフィール入り名刺を何度もポストに配って回った後に営業に訪れた場合と、いきなり飛び込み営業で対象のところにやってきた場合では、比較にならないほど、前者の方が話を聞いてもらいやすくなる、といいます。


どちらも直接会ったわけではないのだけれど、顔写真やプロフィールが入った名刺を複数回目にしている場合の方が、圧倒的に親近感を感じてもらいやすいので、そういうことになるのだそうです。


そして、ブログでも、ひたすら役に立つ情報を書いている人よりも、たまに日常の出来事や失敗談を書いている人、または「こんにちわ。○○です。」と記事をアップするたびに挨拶や自己紹介をする人の方が親近感を抱いてもらいやすくなるといいます。


些細なことですが、こういう小さなことが大きな差を生むことも珍しくないようです。


こういったことも言われてみれば当たり前ですが、言われてみないと忘れがちな事実だといえるでしょう。


もう一度、認識しなおして改めて使ってみると、何かの役に立つかもしれません。



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