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2005年12月 1日

バージンロードでこけて損害賠償

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ホテルの結婚式に参列し、バージンロードのカーペットにつまずいて大けがをした仙台市泉区の主婦(70)が、式場の石巻市の石巻リバーサイドホテルに約6080万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は30日、約1730万円を支払うようホテルに命じた。 

 
  70歳の人がつまづいてこけたら、1700万。スゴイ金額。
 
実は、今、わたしの会社でも同じような出来事があり、70近くの女性ともめているので、非常に身近に感じる事件です。
 
ただ、通常は、1700万の損害賠償の判決が出るところまではいかず、和解などでもっともっとはるかに少ない金額で決着がつくはずだ。だって、70の体が弱った人がつまづいてこけることなんてよくあるはずで、1700万払え、なんてことには普通あまりなりませんからね。少なくとも、1700万円の10分の1~5分の1以下ぐらいで決着はつくはずだと思う。
 
にもかかわらず、このような判決が出たということは、ホテル側がかなりいい加減な対応をしたか、法律的な知識がない人間が1円も払うまいと、無理やりな主張を通そうとしたのではないかと思われます。
 
(そういえば、中村修二氏の青色発光ダイオードの特許裁判でも、最初は日亜科学が中村氏の貢献度はマイナス15億円だ!と無茶苦茶な論理を掲げていたので逆に「200億払え」という判決が出たが、控訴審では至って常識的な論理で対応した結果、和解金8.4億円で決着がつきましたよね。
 
法律的な知識がないまま、無理やりな論理を主張すると裁判では逆効果になることがあるというのは、ちょっと法律的な知識がある人にとっては常識なのです。)
 
ちなみに、私の会社の方の件も、法律的な知識がない現場担当者が相手との交渉をしていたので、なかなか問題が解決しなかったようです。ただ、ここにきて、ようやく法律の知識がある人間が相手との交渉を担当することになったので、解決の方向に向かっていきそうな感じ。
  
  ・・・しかし、日本人の法律的知識のなさは、かなり致命的です。だから、「おれおれ詐欺」「不正請求」などで「法的措置がどうのこうの」みたいな話をされるとビビッて、相手にお金を払ってしまったりするわけです。
 
もう少し、法律リテラシーを向上させる必要性があるなあ、ということを切に感じる今日この頃であります。

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