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2006年1月 7日

当たり前のことも繰り返し強調すると武器になる

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 01. マーケティング

自分にとって当たり前のこと・業界では常識となっていることも、それ以外の人にとってはまったく当たり前ではない、ということは少なくない。
 
だから、そういったことも繰り返し強く強調すれば、他との差別化につながり、大きな効果をあげることが少なくないということだ。
  
 
例えば、アサヒビールがシェアでキリンを逆転したとき、アサヒは「コク」「キレ」「鮮度」といったことを強調して成功した。
  
ビール会社にとって、「コクやキレがあるほうが良い」とか「鮮度が良いほうが美味しい」なんてことは当たり前すぎることだった。だからアサヒが「コク」「キレ」「鮮度」といったことをPRし始めたときには、ビール業界の多くの人が「何をいまさら」と思ったという。
  
しかし、それが多くの人にとっては良い印象を与え、結果的にアサヒのビールのほうがおいしいようなイメージを与え、アサヒの成功につながった。つまり、当たり前のことも、実はそれ以外の人には当たり前ではなかったわけだ。こういった「常識」も、実はPRポイントになりうるというわかりやすい例だといえるだろう。
  
 
保険業界などもそう。ソニー損保はCMで「レッカー代がタダになりました。」「車が故障してホテルにとまらなくてはならなくなったとき、その費用も出してもらえました。」ということをアピールし、アリコなど外資系の保険会社は「入院しても1日1万円の保証が!」ということを繰り返しCM等でアピールしている。
 
他の保険会社の人にいわせれば、今時だいたいどの保険会社の保険も、レッカー代がタダになったり、入院したときに手厚い保障が出るのだという。でも、CMをみた一般の人は、まるでソニー損保やアリコなどの保険にしか、そういった手厚い保障がないような気がしてしまうわけで、アピールの仕方次第で、大きな差がつくわけである。
 
つまり業界や自分の会社にとって当たり前のことも、伝わっていなければ意味がないし、きちんと伝われば大きな武器となるということだ。
  
自分にとっては当たり前のこと・業界にとっては当たり前のことも、今一度大きくアピールしなおしてみたり、事細かく伝えてみると、大きな収穫がある。
 
これはよく認識しておく必要があるかもしれません。



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