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2006年5月22日

PS3は失敗する可能性大!?

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 17. 雑記3

今、二つのゲーム機のことが話題になっている。
 
ソニーのプレイステーション3と任天堂のウィーである。
 
任天堂のウィーは、「レボリューション」の方がネーミング的にかっこよい、という意見が根強いが、値段的にはだいたい2万5千ぐらいになりそうだということで、成功はまちがいないだろうというのが、もっぱらの評判である。
 
一方、ソニーのプレステ3は安くても4万円台、高いと7万円近い値段になりそうだということで、こりゃ、多分ダメダな、という意見が圧倒的である。
 


そもそもソニーがプレイステーションで成功することが出来た理由。それは、次の2つの要因があったことが大きい。
 
一つは、任天堂がスーパーファミコンなどで圧倒的に強かった状況にあぐらをかいて殿様商売を続け、ROMカートリッジなどにこだわったり、ソフト会社に高圧的な態度をとっていたために、機動的に増産が容易なCDロム媒体などを採用し、ライセンス料などを引き下げたPSに、ソフトウェア会社が流れたこと。
 
もう一つが、ソニーコンピューターを設立するに当って、ソニーミュージックという「ソフト」の会社から半分ぐらいの社員が入ってきたことである。
 
特に、後者のソフトに通じた社員が多く入ってきたことはかなり大きかったようだ。当時、松下が「3DOリアル」というゲーム機を売り出し、ゲーム業界では「任天堂対抗馬の本命は3DO」という意見が大勢を占めていたが、結果は、惨敗。あくまでハードでしか勝負したことのなかった松下電器はゲーム機ではなく、「家電」として3DOを売ろうとした結果、ソフトも集まらず、というか、そもそも値段が10万円近いという絶対に主要顧客の子供層が変えない無茶苦茶な値段設定をして見事に大コケした。
 
一方、ソニーのプレステは前評判の低さとは裏腹に、着実にシェアを高め、一時は任天堂を逆転し、大成功を収めた。これは、結局、ソフトビジネスに長けたメンバーを多数抱えていたことが大きかったようである。それぐらい、ゲームというのはソフトの力が勝負を分けるわけだ。
 
今回のソニーのプレステ3。値段設定から見ても、すでに「3DOリアル」の二の舞になりそうな予感いっぱいである。今回はソニーミュージックの社長だった丸山氏、ソニーの音楽ビジネスを立ち上げた大賀氏のような人間がいないので、技術屋のソニーコンピュータ社長の暴走を止める人間がいないように見える。
 
あくまで、「高性能低価格パソコン」として売ればそこそこ売れるかもしれないが、「ゲーム」機能を主体にして売れば間違いなく失敗するだろう。家電とゲーム機をくっつけて売り出した「PSX」がいつの間に存在しなかったものとして扱われているのと似た状況が出来そうな気がしないでもない。
 
はたしてどうなるのか?
 
注目に値するといえるであろう。


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