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2006年10月24日

共感社会と自己主張社会

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 17. 雑記3
 クレイジーケンバンドの歌「タイガー&ドラゴン」に「俺の、俺の、俺の話を聞け~」という一節がありますが、アメリカにおけるブログ、動画共有サービス、そしてSNSの使われ方を見ていると、まさに「俺の話を聞け社会」だと実感します。自己主張しないと生き残れない社会なんですよね、アメリカは。

 一方で日本のこうしたサービスの使われ方、特にミクシィを見るとよく分かるのですが、そこにあるのは「俺の話を聞け」ではなく「君も僕もおんなじだよね。うんうん、その気持ちわかるよ」という「感情共有型社会」です。逆に日本でアメリカのような「俺の話を聞け~」を徹底的にやってしまうと、生き残れないような気がします。

日本人が独自の主張をすることよりも、共感の方を大事にすることは、確かにその通りだと思う。「今日は暑いですねえ」みたいな話題を日常的にすることがその表れ。マスコミがないと日本では「YouTube」のようなサービスが成立しそうにないというのも、わかるなあ、という気がします。
 
 
ところで、少し話が変わりますが、日本人は共感を大事にするからといって、必ずしも、協調性があるとか、仲間を大事にする、というわけではない、とのこと・・・・。

心理学者の調査で、例えば、自分が「50」の利益を得ていて、他人が「70」の利益を得ているとき、
 
・自分の利益を伸ばすことより相手の足を引っ張って、相手の利益を減らそうとする傾向が強いのが日本人。
 
・相手のことなんか放っておいて、自分の利益を最大化しようとする傾向が強いのがアメリカ人。

という結果が出ているそうです。ま、なんとなくわかるような話。
 
「最初から仲良くするのではなく、互いに意地悪を経験し、最後は仕方なく協力する」というパターンをとることが日本人は多いそうですが、こういった行動をとるのも、自分の主張よりも共感を大事にするのも、ムラ社会だった時代の感覚をひきずっているということでしょう。

こういった性質を踏まえていないと、最新のネットサービスさえも上手く成立しないとは、なかなか難しいものです。

(今日の一言)
Do you know Japanese "和" ?



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