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2007年1月17日

日本人が残業する理由

安倍首相は16日夜、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、管理職に近い事務職を労働時間規制から除外し、残業代をゼロにする「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制について、「残念ながらまだ国民の理解は得られていない。やるべき改革は行うが、国民の理解がなければうまくいかないものもあり、理解を求める努力を続ける必要がある」と述べ、通常国会への関連法案提出を断念する考えを表明した。

ホワイトカラー・エグゼプションに関しては、賛否両論いろいろな意見がありますが、それに関してはもういろいろと述べられているので置いておいて・・。


そもそも日本人がやたらめったら残業、しかもお金がはらわれない「サービス残業」までするのはいったい何故でしょうか?


チームで仕事をするから、早く帰れないのか?

少ない収入を残業代で少しでも増やすためか?

残業をする社員は、仕事を時間内に終える能力が欠けているためか?


それらももちろん関係しているでしょうが、日本人がやたらと残業をさせられる理由は、結局のところ、経営者が「無能」であることが実は一番大きな理由のような気がします・・・。


例えば、パソコンを作っている会社で見れば、デルなどダイレクトモデルを採用している会社はそれなりに儲かっていますが、日本のメーカーのように量販店に売ってもらって、ある量が売れたらは報奨金を出したり販売奨励金を出したりする仕組みを採用していると、あまり利益が出ないので、結局、その分を社員に過剰に働かせることで取り戻そうとしているように見受けられます。


つまり、経営者の無能や先見性のなさが、社員の残業を生み出していることが多い、といっても過言ではないのではないでしょうか?


不二家の賞味期限切れの材料を使っていた問題などを見ても、あれだけ世間で「食の安全性」が騒がれていたのに、何らまともな対策をとっていなかったことが、結局、自分達に返ってきたわけですが、これも経営者の意識の低さが、従業員はもちろん、関係先・顧客にも大迷惑を与えることなってしまった例といえるでしょう。


同じように、結局、日本で残業がやたらと行われているのは、経営者の意識が「別に時間内に終わらなくてもいいんじゃない」だったり、「時間内に従業員を帰したら儲からないから、もっとこき使ってやれ。」という低い意識だったり、自分の経営能力のなさを従業員の過剰労働によって補おうとしていることが実は大きな原因なのでは?と思えてなりません。


ホワイトカラー・エグゼプションのような制度を変える、という手段をとる前に、本当は、経営者を鍛えなおす方が実は重要なのではないかと、このごろは思ったりするのであります。



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