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2008年04月08日

職場活性法17.できるだけ会社の近くに住んでもらう

カテゴリー : 20.すごい職場の活性法

職場のチーム力・団結力を高めたり、社員の定着率を高めたり、職場の風通しをよくしたり、モチベーションを高めたりするためには、何をすればいいのか?


給与制度や人事制度を変える?上司がコーチングなどのスキルを専門のトレーニングを数ヶ月~1年程度受けて身につける?自己啓発セミナーとか研修を受けさせる?


まあ、そういう方法もあるけれど、手間やコストの割に意外と効果が出ないことが多いです。「改革だ!」と上から大上段に構えてみても、社員の反発を受けるばかりで空回りすることも多いです。


そこで、簡単に出来る以下のような方法を試してはいかがでしょうか?


(「環境を変えることで、職場を活性化」編)


職場活性法その17.「できるだけ会社の近くに住んでもらう」


会社の近くに住んでいる社員ほど、離職する確率が減る、と言われています。インターネット企業のサイバーエージェントはこの法則を元に、「2駅ルール」というものを作り、会社から2駅までの距離に住んだものには補助金を出す、という制度を作って、できるだけ社員に会社の近くに住むことを推奨し、それによって社員の離職率を減らす取り組みをしているのだということです。


なぜ、社員が会社の近くに住むと辞めにくくなるのかというと、


1.通勤の負担が減る


当然、会社の近くに住めば、満員電車に何十分も閉じ込められ疲れきって出社することもなくなるし、早起きして慌てて出かけたりする必要もなくなります。また、仕事で疲れて帰るときもすぐに帰ることが出来、疲労を翌日に残さずに済みます。これは予想以上に大きい要素だということです。


2.各社員が会社の近くに住むということは、各社員同士もお互い近くに住む、ということになります。そうなると、仕事の後や休日に、一緒に遊びに行ったり食事に行ったりすることが容易になるため、その回数が増え、お互いの親近感や絆が強まります。


すると結果として、会社を辞めにくくなる効果があると言われています。


3.物理的な距離が近いと、心理的な距離も近くなる。


「昔から、遠距離恋愛よりも近くの人との恋愛の方が成就しやすい。」「遠くの親戚よりも、近くの他人の方が頼りになる。」ということがいわれています。


これは、結局物理的な距離が遠くなると、心理的な距離も遠くなり、物理的な距離が近くなると心理的な距離も縮まる、という性質を人が持っているために起こる現象だということです。


職場や会社と距離を置こうとする(つまり、将来、辞める可能性が高い)人は、住む場所を決めるとき、通勤に不便にならないけれど、会社からある程度、距離のあるところに住もうとする性質があるのだとか。ただ、そういう人も、会社の近くに住んでいると、自然と、職場や会社との心理的な壁が小さくなっていくのだということです。


毎月、補助を出すというのは難しいというなら、引越しするときなどに多少お金を出す、というのでもいいから、社員にはできるだけ職場の近くに住んでもらうにすすめるというのはいかがでしょうか?


こういう方法も知っておくと良いかもしれません。


(関連記事)
・距離の心理学


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