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2008年8月22日

エセ「エコ」が世の中を席巻中!

この記事をTwitterに投稿するはてなにブックマーク はてなにブックマーク│ この記事のカテゴリ: 17. 雑記3

今日の日経新聞の一面の環境特集のところに、「一駅先で電車に乗ったり、エスカレーターを敬遠して階段を上り下りしたり、無理せず省エネに取り組む」という一文があって、衝撃を受けた。


それって100%省エネカンケーなくね?単なる健康増進策だろ・・・と。


世の中、エコエコいっていますが、日本で行われているエコはかなり的外れなものが多い。というか、完全にむちゃくちゃだ。


偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する」(武田 邦彦)とか読むと、


・燃えないゴミとして分別した食品トレイや袋の98%は、結局焼却処分されている


・リサイクル料金を取って回収されている家電の半分以上はリサイクルされず、中古品として海外などに送られている。当然、そういった国には日本ほどリサイクルの施設もなければ、リサイクルを行うための費用もないので、適当に処分され、環境へ強い負荷を与えることになっている。


そして、リサイクルせず横流ししている業者と、きちんと使われないリサイクル料金に群がる天下り役人などだけが潤うという結果になっている。


・なんでもかんでも無理やりリサイクルしようとすることで、かえって余分に資源を消費していることが多い


・・・といった現状がわかりますが、結局、世の中、根本的な解決につながっているかどうかよりも、なんとなく目先のことだけやって、やった気になりたい人が多いのだなあ、と思ったりもします。


実際に効果が上がるのかどうかということとは関係なしに、強い思い込みで「リサイクルに反対する奴は許せん!」とか、「コンビニの深夜営業をなくして、夜型のライフスタイルを変えるんだ!」とか言っている人たちを見ると、宗教を盲目的に信じて暴走する狂信者みたいで怖いです。「欲しがりません、勝つまでは・・」といっていた戦中の日本みたい。最近話題のシーシェパートみたいな、過激な捕鯨反対団体も同じようなものか。


多くの人の善意を利用して私腹を肥やしている人がこれだけ多いと、信者の善意や悩みを利用して金儲けする怪しい宗教団体なんか遥かに足元には及ばないのかもしれませんが・・。


エコ自体はどんどんすすめればいいと思いますが、やるなら本当に意味のあるもの、効果の上がるものをやるべきでしょう。(一人でやるならどんなことでも勝手にすればいいですが、他人にもやってもらうならなおのこと。ライフスタイルまで変えさせて無理やりエコを日本人に押し付ける暇があったら、アメリカや中国の工場や車などを日本の半分程度でもいいから環境対応のものに代えさせれば、地球にとっては劇的に良い効果を与えるわけで、こういった本当の意味での対策をすべきなんだけど・・)。


ま、結局、よく知らずにムードに流されるだけ・・というのは危険だなあ、ということを改めて思ったりした次第。


偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))  環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))


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